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2008年1月20日 (日)

ランニングで頭が良くなる?③

前々回(①)に、目の動きには一箇所を微動しながら見つめる「固視微動」というものと、突然とワープする「サッケード」(解りにくいので「跳躍運動」と言い直します)があると申し上げました。

それじゃあ、文章を読むときの目はどう動いているのでしょう?

順番に、流れるように、文字を追っているのでしょうか?

試しに、ここの文章を一文字ずつ追っていってください。

   

イライラしますよね。意味をつかんで読もうとすると、目が自然と「跳躍」してしまいますよね。

そうなのです、文章を読むときは固視微動と跳躍運動を繰り返して読んでいるのです。

そして、研究によると、「目が跳躍している時は、脳は何も見ていない」ということが解っています。

あれ? それじゃあ、どうして文章の意味が解るの?

という疑問が当然沸いてきますよね。

実は、注目している文字の周り(上下左右)の「眺め」からくる情報を利用しているのです。 これを「周辺視」といいます。

例えば、野球のプロ選手はボールを持ったピッチャーの手ではなく、ピッチャーの「肘」に焦点を当て、周辺視を利用してボールを追いかけます。ボールを注視していては追いきれないのです。

同じように、剣道の熟達者は、竹刀ではなく、相手の顔をみて、竹刀は周辺視で追いかけます。

文章を読むときもこの周辺視と目の跳躍運動の組み合わせで読んでいくのです。

ですから、周辺視を活性化し、又、跳躍運動能力を強化することが、読書力の上昇に繋がっていくのだと考えています。

ランナーの皆さん、走っているときは、前を見ながらも、周辺視で道に犬の糞(笑)が落ちていないか常に注意していますよね。車の動きにも注意していますよね。

ランニングは読書力も鍛えているのです。

でも、目の動きだけを鍛えても駄目、という話を次回に。

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