帰国子女

2009年4月 8日 (水)

テレビドラマの効用

今年高校生になった息子がTOEICで935点を取った。帰国後6年近くなるのによく維持している、というか向上している。

何か努力をしているのかと言えば全くそうではない。 TOEIC対策も一週間過去問をやっただけ。 ナルニア系の本が好きなのでその類の本は好きで読んでいる。週末とか夜中にはかなりの時間テレビドラマ(FOXとか英語系)に首っ引きになってはいるが。

やはり英語は耳からなのだろうか。確かにヒアリングは満点だったし。 そういえば、私自身も毎日英語のドラマを「無理やり」聞かされているので自然と耳がなれているようでもある。

FOXの良いところは、同じドラマを何回も何回も繰り返しやっている所である。英語でやっている時間もあるし日本語に葺き替えられたのもある。 これを何度も見せられているので、ストーリーはなんとなく解るし耳も慣れてくる。 どなたにでもお勧めできる方法ではないが、壁を超えるためのひとつの方法かもしれません。

2008年1月15日 (火)

海外での英語教育:娘の場合①「帰国後の読書」

三番目の子(娘)は、3歳でマレーシアに行き、小学校2年で帰国しました。
最初の2年間はモンテッソリーの幼稚園に通わせ、その後兄たちが通うインターナショナルスクールのKindergartenに入学させました。(日本の年中)

3歳という年齢でしたので、長男と違い現地化はとっても早く、言葉について向こうでの悩みは比較的少なかった方だと思います。

娘もやはり本を読むのが大好きで、それが良かったのか、小学校に上がる頃にはlanguage(英語)も学年レベルに追いつき、2年生になった時には学年レベル以上になりました。

娘の場合は、寧ろ、帰国後にどうやったら英語を失わずにすむか、ということが親の心配の種でした。

ここでも、親としてのキーワードは「読書」でした。
「自分で楽しんで本を読める」ところまで何とかレベルアップしてもらいたい。
そう願い、学校から本を借りたり、好きな本を買いに本屋に行ったり、モチベーションを上げるのに相当気を配りました。

学校にも、本屋にも、子供向けの本はふんだんにあったので、マレーシアにいたときは本の調達には苦労しませんでしたが、小2で帰国した時からが問題でした。日本でこのレベルの子供に読ませる本というのは少ないんです。

そんなとき発見したのが、ペンギン社などが発行しているレベル別の読本です。
単語数も減らしてあり、内容も短縮しているので娘には読みやすかったようです。

この読本のおかげで、「自分のペースで、楽しみながら、徐々にレベルアップする」ということが出きる条件が整っていったんだと思います。

でも、前に述べたことと矛盾するかもしれませんが、思いもよらずこのレベルアップを助けたのが、マレーシアでつけていた家庭教師から学んだ「文法」だったんです。

続く

2008年1月11日 (金)

外国での英語教育:長男の場合① スペルや文法を気にしてはいけない

長男は、小学校3年生でマレーシアに行き、中学2年で帰国しました。

日本を立つ前に下の2人とともに英語塾に通わせましたが、今思うと全く役には立っていませんでした。

ESL(English as Second Language)コースがあるとはいっても、いきなりインターナショナルスクールに入れたので、当然に会話も成り立たず本人は大変な思いをしたかと思います。

通わせた学校は米国系であったのですが、欧州人や豪州人も多く、先生がたも同じく様々で、話される英語はそれこそクイーンズイングリッシュから豪州なまり、マレーシアなまりに中国なまりまで多種多様でありましたので、発音や文法を学ぶにも苦労があったのかもしれませんが、子供って凄いんです、3-4年もいると、いろんななまりで英語をしゃべるようになりました。

そのESLでの指導方法は我々日本人にとっては驚くべきものでした。

スペルを間違えても指摘しない、読み間違えても指摘しない、文法を間違えても指摘しない。子供が間違えたら、指摘(correction)するのではなく、「make sense」しているかどうかを子供に尋ね、考えさせる、というのです。

(つづく)

2008年1月 4日 (金)

英語保持教室はいらない!

英語の難度は、

聞く>話す>読む

っていうイメージが強いですよね。私も昔はそう思っていました。

でも30代の頃に英語を勉強して、どうしてもネイティブにかなわないと思ったのは、

「読む」

でした。

話すとか聞く、というのは相手が有る程度手加減してくれれば何とかなります。

もちろん「読む」もゆっくり読めば読めますが、「速読」だけは、どんなに勉強しても1年や2年ではネイティブにはとても追いつきません。

「斜め読み(スキミング)」なんて超難度。

そんな経験があったので、5年半の海外生活では、子供たちが「楽しみながら本を読めるレベル」にさせることを目標にしてきました。

帰国してからも、「英語保持教室」には通わせませんでした。

一番身に着けるのは難しく、そして一番早く能力が落ちるのは「読む」であることを身を持って知っていたからです。

その代わり、子供たちには本をふんだんに与えました。3人の子供たちに対して、購入した本は700冊以上です。

それだけで、小2で帰国した娘と小4で帰国した次男は小5で準一級、中2で帰国した長男はその年に1級、高3で受けたTOEICでは980点を取りました。

英語保持教室に通わないと、話せなくなる、聞けなくなる?

そんなことはありません。

回りに英語環境がなく、一時、そうなったとしても、直ぐに戻ります。

少なくとも、「聞く」に関しては、洋画のDVDがありますので、特別な勉強をしなくても楽しみながら身につきます。

「言葉がでなくなって話せなくなる」というのはありますが、これも直ぐに戻ります。

楽しみながら英語力を維持する。 どうですか?